この記事では、みんなが興味のあるテーマ「お金」に関する知識から、それを上手く活用する能力「マネーリテラシー」の実践学習法をご紹介していきます。
お金に関する基礎を学ぶことも大切ですが、「マネーリテラシー」を高めるためにはより実践的なスキルも求められます。
ポイント
「マネーリテラシー」をより実践的に学ぼう
そこで、投資歴10年のKUMAJoeが「マネーリテラシー」の基本から、より実践的に学んでいく方法をご紹介します。
こんな人におすすめ
- 「マネーリテラシー」の基本を知りたい
- 「マネーリテラシー」を高めるための具体的な方法が知りたい
- 「マネーリテラシー」を高めてもっとお金に強くなりたい
もくじ
マネーリテラシーを高める知識と思考法
「マネーリテラシー」とは、お金に関する様々な知識や活用法の総称です。
FPの資格試験を利用して「お金」を学ぶ
例えば、お金に関する知識といっても、すぐに思いあたるだけ次のような分野があります。
- 収支管理
- 税金
- 保険
- 決済方法
- 投資
これらの知識を深く学ぼうと思えば、例えばFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を学ぶのが一番の近道だと思います。
実際に「FP」といっても、例えば3級であればスマホで簡単に学習できて、合格までのハードルもそれほど高くはありません。2級であっても1日2時間の勉強で3か月から5か月ほどの勉強時間が合格の目安と言われています。
ちなみにKUMAJoeも現時点で、来年の脱サラに向けてFP3級くらいは取っておこうかなと思っているので、試験日程についても少し調べてみました。
【 試験日程 】FP(ファイナンシャルプランナー)
FP1級 | 試験 9月上旬(日) | 受験申請 7月 | 合格発表 11月 |
FP2級 | 試験 5月下旬(日) | 受験申請 3月 | 合格発表 6月 |
試験 9月上旬(日) | 受験申請 7月 | 合格発表 10月 | |
試験 1月下旬(日) | 受験申請 11月 | 合格発表 3月 | |
FP3級 | 試験 5月下旬(日) | 受験申請 3月 | 合格発表 6月 |
試験 9月上旬(日) | 受験申請 7月 | 合格発表 10月 | |
試験 1月下旬(日) | 受験申請 11月 | 合格発表 3月 |
起業、独立におすすめの資格については、こちらの記事にまとめています。
▼起業|独立に役立つ資格【ランキング7選】|企業家へのインタビューあり
大切なのはお金に対する考え方
マネーリテラシーを高めるうえで一番大切なことは、実はお金に関する考え方です。
日本人がよく欧米諸国と比べてマネーリテラシーが低いといわれるのはこのお金に関する考え方が不足しているからだと思います。
そこで1番大切な考え方は「生きたお金を使う」ということです。
日々の生活の中で、「これは、生きたお金の使い方か?」と意識するだけで、あたなの「マネーリテラシー」は飛躍的に向上していきます。
生きたお金を使う思考法
「生きたお金を使う」には、まずお金の出入りをしっかりと意識しながら管理する必要があります。何気なしに浪費するのは「死に金」に他なりません。
自分が何に対して、どれくらいお金を使っているのか。そして、そのお金を使ったものは自分にとって本当に必要なものだったのか?「生きたお金」だったのか?
それらのことを、自分がそのお金を得るためにどれだけ費やしたのかと合わせて考えること。これを意識することから始めてみましょう。
いちばん優れた「生きたお金」とは「お金を働かせる」こと
いちばん優れた「生きたお金」の使い方とは、ズバリ「お金がお金を生む使い方」です。これは、「マネーリテラシー」を高めるうえで、絶対に欠かせない考え方です。
欧米諸国の考え方には、この「お金に働いてもらう」という概念が何の抵抗もなく根付いています。これは、ビジネスにおいても投資においても基本となる考え方です。しかし、日本人の多くはいまだに投資や資産運用について抵抗感を持つ人も少なくありません。
このあたりは、日本の教育や歴史といった問題がかかわってくるのですが、これが日本のマネーリテラシーを遅れさせている要因の1つでもあります。
何と言おうが、世界が巨大な資本主義で成り立っている以上、しっかりとこの「お金を働かせる」といったことについても目を背けずに、正しい知識をもって利用していくことが「マネーリテラシー」を高めることになるのです。
▼この考え方をKUMAJoeが当時初めて学んだのは
ベストセラー本「金持ち父さんと貧乏父さん」です。
興味がある方は、こちらからレビューなど参考にしてみて下さい。
初心者におすすめの資産運用
「投機」ではなく「投資」をする
先ほどの「生きたお金」で終わっても良かったのですが、せっかく投資を10年やってきたKUMAJoeとしてはここで初心者におすすめの低リスクな資産運用をいくつかご紹介しておきます。
しかしその前にひとつ注意しておきたいことがあります。
ココがポイント
「投資」と「投機」は全く別のもの
資金計画もなく、高いレバレッジを掛けた短期トレードなどは、ただの「ギャンブル」であり「投機」です。
あらゆる情報があふれているこの時代ですから、聞くだけで羨ましくなるような投機の話も聞こえてくるかもしれません。しかし、ギャンブル的な投機をやっていればいつかは破産するということは、確率的にほぼ間違いありません。
実際に10年間数え切れないほどの失敗もしてきたKUMAJoeが言うのですからたぶん間違いありません。ぜひ、この投資と投機を混同しないように注意してください。
この辺のリスクの取り方については、一つの基準として「バルサラの破産確率」などを参考にしてみてください。
KUMAJoeが初心者におすすめする資産運用
それでは、ここからKUMAJoeがおすすめする、投資法をいくつかご紹介します。
ただし、投資にリスクは付き物です。どんな投資法であっても、ノーリスクなんてことはあり得ませんので、そのあたりは十分に考慮したうえで自己責任で行ってくださいね。
そして、投資初心者の方はくれぐれも小額から始めていきましょう。
自動売買
まずはじめにKUMAJoeがおすすめするのは、自動売買です。
そういうKUMAJoeも投資を始めてまもなく、この自動売買を行っていました。当時は自動売買のサービスを提供している証券会社はあまりなかったのですが、ひまわり証券のエコトレFXで小額を運用していました。
まずは、この自動売買で実際に資金を運用しながら、資金管理やファンダメンタルズ、テクニカル分析について少しづつ学んでいくことをお勧めします。
参考までにおすすめの自動売買は
- イヴァンス証券の「トライオートFX」と「トライオートFTF」です。
※時期により、「キャッシュバックキャンペーン」なども行っているのでこまめにチェックしてみてください。
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法は古くから有名な投資法ですが、ウィキペディアでは次のように定義されています。
ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。 定額購入法ともいう。 金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。
Wikipediaより
この投資法のポイントは、「定量ではなく定額で購入する」というところです。ここを間違えるとこの投資法の意味がないので注意してください。そして、この投資法の最大のポイントは「超長期的に価格が上がっている商品を選ぶ」ということです。
このポイントを押さえて現物投資(レバレッジ1倍)を長期的に行っていけば、かなりリスクの低い投資ができるのではないでしょうか。
この投資法では、大手で資本がしっかりしているプラットフォームを利用する必要があります。また、FXだけではなくCFDなども取り扱っていると幅広い選択肢から投資先を選べるのでおすすめです。
ここでは、そんな条件を満たしていたこちらのプラットフォームをお勧めしておきます。
- 外貨へのドルコスト平均法なら「DMM FX」
- 金(GOLD)や株価指数への投資なら「DMM CFD」
どちらも業界大手のDMM.com証券が提供しているプラットフォームなので、その母体の安定度から長期投資には向いているのではないでしょうか。
VIX指数投資
こちらは、少しだけレベルの高い投資法ですが、ビジネスに専念するため投資を控えているKUMAJoeが、現在唯一運用している投資法です。
このVIX指数投資では、ドルコスト平均法などへのリスクヘッジができるといった大きなメリットがある投資法なので、ここでは少しだけご紹介しておきます。
VIX指数は別名「恐怖指数」とも言われているのですが、とりあえず投資市場が不安定になると上昇するくらいに理解して頂いたら良いかと思います。
そして、リーマンショックのような金融危機や世界的な政治不安が起こると極端に上昇したりします。この性質によって、他の投資へのリスクヘッジとして使えます。
そして、このVIX指数のもうひとつの特徴としては、通常時は一定の価格帯を行ったり来たりしているということです。この性質を利用して低リスクなトレードができたりするのですが、この投資法については別の記事でご紹介しています。
国内でこのVIV指数を取引できるのは、KUMAJoeが知っている範囲では
- FXネオなどで有名な「GMOクリック証券」だけです。
マネーリテラシーを高めるためにまずは小額から
以上、3通りの投資を紹介しましたが、まずはとにかく小資金で始めてみてください。そうすれば、自然に世界の経済ニュースなども耳に入ってきますし、いわゆるファンダメンタルズや資金管理についても興味が湧いてくると思います。
投資対象や投資方法について無数にありますので、多少投資に関する知識がついてきたら、いろいろと自分に合った方法を模索してみてください。
▼参考として投資初心者の方のリスク管理についてKUMAJoeおすすめの著書は
良書「トレーディングエッジ入門―利益を増やしてドローダウンを減らす方法」です。
まとめ
まとめ
- 「マネーリテラシー」とは、お金に関する様々な知識や活用法の総称
- 「マネーリテラシー」を学ぶにはFPの資格勉強がおすすめ
- 大切なことは「生きたお金」を使うことで、資産運用は大切
▼この記事でKUMAJoeがおすすめする著書
・お金にまつわるベストセラー本「金持ち父さんと貧乏父さん」
・リスク管理に関する良書「トレーディングエッジ入門―利益を増やしてドローダウンを減らす方法」