スマートフォンは、初期にGalaxyシリーズを使って以来、それからは一途にiPhoneを愛用し続けているKUMAJoeです。
直観的に操作出来て、デザイン性も優れているiPhoneから他の機種に乗り換えることはないだろうと高を括っていたKUMAJoeにとって、ついに本気で乗り換えを検討すべく機種が現れました。
そうです。
androidOSの開発元、いわばandroid系スマートフォンの本家本元ともいうべきGoogle神が2018年10月に満を持して発表した「Google Pixel3」です。
そこで今回は、CPUにSnapdragon 845を、OSは最新のandroid9を搭載した、他社のフラッグシップモデルに相当するスペックのPixel3について、その使用感とスペックについて詳しくレポートしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- Google Pixel3が気になっていて、実際の触ってみた使用感が知りたい
- そろそろiPhoneシリーズにも飽きてきた
- とにかく新機種Google Pixel3に興味津々
もくじ
Google Pixel3の特徴
デザイン【Google Pixel3】
表面はマット仕上げで存在感を主張しすぎないシンプルなデザインです。
外見だけではなく中身も非常にシンプルで、例えば上の写真はホーム画面ですが、docomoモデルでもほとんどプレーンなままのandroidOSが搭載されていて他のアプリがほとんど入っていません。
実はメモリ容量は4GBと他社のフラッグシップモデルと比べるとやや見劣りがしているのですが、常駐しているアプリが少ないことに加えて強力なCPUのおかげもあってか、動作は非常に軽快です。
サイズは成人男性がちょうど握りやすいくらいのサイズ。
なお、画面は「androidバージョン」を連続タップすると現れるお約束のイースターエッグ。「android9 Pie」だから「P」ですね。
性能【Google Pixel3】
驚いたのはカメラ性能です。最近、他社の高級端末では背面カメラには2つ以上のレンズを搭載するのが当たり前のようになっていますが、Pixel3ではシングルレンズ。
画素数はこれも他社のハイエンドクラスと比べるとやや見劣りのする1220万画素ですが、そういったハンデをまったく感じさせない発色の良さには驚かされました。
ハードウェアの不利をソフトウェアの優位で引っ繰り返すというのは、さすがAI開発でも世界の先端を走るGoogleがハイエンド端末として送り出すだけのことはあると感心しました。
中でも驚いたのは、ガラス越しに撮影した外の景色までキリッと引き締まった描写であったことです。
このカメラ性能はぜひ皆さんにも体験していただきたいと思います。スマホのカメラ性能は年々進化していますが、いったいどこまで行ってしまうのでしょうか。
また、海外端末としては珍しくFelicaに対応してくれていますのでモバイルSuicaへの対応もバッチリです。
Felicaに対応してくれないともう日常使用にはできないという方も多いでしょうから、日本のユーザーとしてはFelica対応は嬉しいですね。
Google Pixel3の対応キャリア
Pixel3はdocomoとsoftbankから発売されるキャリア版の他、Google直売のSIMフリー版も発売されています。
auのみPixel3を取り扱いしていませんが、Pixel3がauの接続テストに合格したことがauから発表されています。
海外端末を日本国内で使う時に心配になるのが、国内の電波方式に対応してくれているかどうかというところです。
いくら高性能の端末でも、日本のキャリアの電波に適合しないと本来の性能を発揮できません。
しかし、Pixel3はdocomo、au、softbankの主要方式であるバンド1とバンド18、さらに各キャリアのいわゆるプラチナバンドであるバンド8、バンド19、バンド26に対応していますので通信品質にも不安はありません。
ポイント
pixel3は、docomo、softbankに加えてauでも問題なく使えます。
Google Pixel3の詳細スペック
ここではPixel3について数値的なスペックを中心に見ていきます。
他の端末と比較した方が分かりやすいので、同時期に発売のSONYのフラッグシップモデル、XperiaXZ3と比べてみます。
Pixel3とXperiaXZ3のスペック比較表
機種名 | Pixel3 | XperiaXZ3 |
サプライヤー | SONY | |
発売 | 2018年10月 | 2018年11月 |
OS | android9 | android9 |
CPU | Snapdragon845 | Snapdragon845 |
画面サイズ | 5.5型有機EL | 5.5型有機EL |
画面解像度 | 2160×1080 | 2880×1440 |
バッテリー | 2915mAh | 3200mAh |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 64GB/128GB | 64GB |
外部ストレージ | 非対応 | microSDXC(最大512GB) |
背面カメラ | 1220万画素 | 1920万画素 |
前面カメラ | 800万画素(x2) | 1320万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
外部デバイス | USB Type-C | USB Type-C |
防水/防塵 | 防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) |
防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約145.6mm ×68.2mm ×7.9mm |
約158mm ×73mm ×9.9mm |
重さ | 約148g | 約193g |
カラーバリエーション | クリアリーホワイト /ジャストブラック /ノットピンク |
ブラック /ホワイトシルバー /フォレストグリーン /ボルドーレッド |
CPUやOS、画面の大きさといったスペックはほとんど同じです。
画面の解像度やバッテリー容量などに違いはありますが、全体的にはキャリアモデルのフラッグシップ機と比べても見劣りしない性能です。
CPUにはSnapdragon845を搭載していますので、最新の3Dゲームなどにも問題なく対応できます。
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Google Pixel3の注意
非常によくできた意欲作であるPixel3ですが、やや気になった点もありましたので指摘をしておきます。
・レンズが一つだけで望遠機能もない
非常に写りのいいカメラ機能を備えていますが、レンズが一つきりで望遠機能もないということで、どうしても撮れる写真には限界があります。
遠くのものを撮影しようと思うとデジタルズームを使わざるをえないので画質の劣化が避けられません。
・外部ストレージが使えない
microSDXCカードを使えないため、メモリは64GBか128GBにしかなりません。
iPhoneシリーズにも言えることですが、オンラインストレージを使えば良いといえばそうなのですが、少しだけ残念でした。
まとめ
iPhoneやXperiaなど他社のフラッグシップ機がガラス仕上げの高級感のあるデザインであるのに対して、Pixel3はマット仕上げで落ち着いた存在感のあるデザインです。
そして、その中身は強力なCPU性能やカメラ機能など、最新の技術をふんだんに盛り込んだ意欲作といえる仕上がりになっています。
存在感を主張しすぎないけれど、シンプルで強力なガジェットが好きだという人はぜひ選択肢の一つとして考えてみては如何でしょうか。
【おすすめポイント】
・マット仕上げで存在感を主張しすぎないシンプルなデザイン
・シングルレンズで1220万画素だけど、ソフトウェアの高性能により発色の良さは抜群
・海外端末としては珍しくFelicaに対応
【注意が必要なポイント】
・レンズが一つだけで望遠機能がない
・iPhone同様、外部ストレージが使えない
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