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【金投資で資産形成する方法まとめ】副業禁止・公務員でもOK!

投稿日:2019年2月9日 更新日:

 

KUMAJoe
こんにちは KUMAJoe(@KUMAJoeBlog)です。

終身雇用、年功序列などのいわゆる日本的雇用システムが崩壊し、今後順調に収入が上がっていくと確信できる人はもはや少数ではないでしょうか。

また、会社の倒産、怪我や病気などの不測の事態に備える意味でも、将来のための資産形成、収入源の複線化は誰にとっても重要なことです。



しかし、副業元年と言われた2018年が終わってもなお、副業を認めないという企業が7割を占めるという調査結果があるのも事実です。

そこで、ここでは将来の安定のための比較的堅実な純金投資についてと、その具体的な投資方法についてご紹介します。

 

金投資のメリット

・金投資は、比較的堅実な投資ができる

・就業規則で副業禁止の起業や、公務員でも金投資は可能なケースが多い

・金への投資は、日本円の価値暴落時のリスクヘッジになる

 

 

投資対象としての金とは「純金」



今回の記事中ではあえて使い分けはしていませんが、本来投資対象としての金とは「純金」のことを指します。

ここでは、それぞれの金の呼称についても簡単にご紹介しておきます。

 

「純金」とは?

通常投資の対象になるのはこの「純金」であり、ほとんど混じりけのない純粋な金のことを指します。24金とも呼ばれます。

市場で公開されている金価格も、通常はこの純金の価格になります。

 

18金や10金は何が違うの?

純金に対して、宝飾品などで使われているのは、金に銀や銅など他の金属を合成して、より強度を高めた18金や10金です。

純金は宝飾品などで使用するには柔らかすぎるためです。

 

【金の含有量による呼称の違い】

24金(K24):金の含まれる割合が100%

18金(K18):金の含まれる割合が75%

14金(K14):金の含まれる割合が58%

10金(K10):金の含まれる割合が42%

 

金が投資対象としての価値が高い理由

金がその価値を保ち続けている理由はいくつかありますが、大きな理由としては次の3つがあげられます。

・絶対量が少なく、希少性が高い

・人工的に作りだすことができない

・宝飾品、産業用、投資対象など需要が高い

 

絶対量が少なく、希少性が高い

よく言われている話しでもあるのですが、これまで採掘されてきた金の総量は約18万トン程で、公式競技用のプール約4杯分です。これに対して、地中に残された金の埋蔵量は約5万トンで、公式競技用プールで約1杯分です。(2018年時点)

この希少性の高さが、金の価値には大きく貢献しています。

ただし、この埋蔵量は技術の進歩などにより増えていくこともあるため注意も必要です。

 

人工的に作りだすことができない

金が人工的に生成できないということも、金の価値を担保する1つの要因となっています。

正確には、論理的に生成することは可能なようですが、生成するためには膨大なコストが必要で、それはとても現実的なレベルではないようです。

 

宝飾品、産業用、投資対象など需要が高い

金が宝飾品として人類を魅了している事実は疑いようがないのですが、実は産業用としての需要もかなり高く、パソコンや携帯電話などの電子機器にも欠かせないものとなっています。

「第一商品、金投資を学ぶ」より

 

 

金への投資は「商品投資」の一環

 

投資というと、まず株式取引やFX(Foreign Exchange=外国為替証拠金取引)を思い浮かべる方が多いかもしれません。

他にメジャーな分野としては、債権や不動産などへの投資もあります。そして、もうひとつ、「商品」という投資先もあります。

ここでいう「商品」とは、国際的に需給関係が成り立っていて広く取引される商品のことで、例えば小麦や大豆、金や銅、原油などの国際商品のことです。

小麦、投資、などと聞くと、リスクの高い商品先物取引を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のお話は少額からの金への投資がテーマです。

 

金投資の真実「金の価値は不変ではない」

純金は安心・安全な資産と言われます。金製品を買う時に「金は価値が変わらないので安全」と言われて購入したことがある方もいるかもしれません。

しかし、実際には金の価値は変動します。

田中貴金属 過去5年間 月次金価格推移より

グラフの青線が米ドル建ての純金価格です。5年間だけでも、10%程度の上下動は珍しくもないことが見ていただけるでしょう。

さらにスパンを長くして見てみると、2000年代初頭と比べると、純金の価格は4倍ほどになっており、このように金の価格は変動します。

そしてそこにはいくつかの要因があります。

 

変動要因①「金価格が米ドル建て」

まずひとつが、純金は米ドル建てで価格が決まっているという点が挙げられます。

このため、米ドルの価値が下がると、同量の純金を買うためにより多額の米ドルが必要になります。

つまり、米ドルと純金価格は逆相関の関係にあるといえます。

そして、日本国内での純金取引価格は、米ドルと純金価格のレートの変動に加え、日本円と米ドルとの為替レートの変動も加わりますので、いっそう複雑な動きになります。

上のグラフの赤線は、田中貴金属での純金の参考価格です。

通貨の価値が下がると純金の価値が上がるということは、インフレ時には純金の価値は上がることを意味しており、純金への投資はインフレに強いといえます。

 

変動要因②「金への投資は金利や配当が発生しない」

純金価格の変動のもうひとつの要因として、純金それ自体は金利や配当などを生むわけではないという点があります。

株式などへの投資によって高い利回りが得られる市場環境なら、純金の魅力は相対的には下がるのです。

やや乱暴なまとめ方をすると、景気が良い時は純金から株式や不動産などへ資金がシフトしていき、景気の後退局面では、株式などの魅力が下がる分、相対的に純金の魅力が上がることで純金価格が上昇するといえます。

純金の価値を変動させる要因は他にも様々な要因がありますが、このように価値が変わらないとされる純金は、実際には市場での取引価格が上下します。

 

金への投資方法

ここからは、実際に金へ投資する方法をご紹介していきたいと思います。



金現物への投資

金の地金を購入すれば、将来金価格が上がった時に利益が出る可能性もあります。

ただし、自宅での保管が心配な場合に預かりサービスを利用すると、預かり手数料や、定期的な保管料などが発生します。

また、金地金は、500g、あるいは1kgといった単位で購入するため、一度に200万円以上の資金が必要になります。

購入のハードルは高いですが、金の現物は実際に触れられるものであり、購入したという満足感はもっとも高い投資方法でしょう。

田中貴金属 金地金より(https://gold.tanaka.co.jp/commodity/shohin/g_coin.html)

 

田中貴金属の金積立投資

毎月決まった額の積立額を設定して、少しずつ金を積み立て購入する方式です。

毎月の投資額は3,000円から設定できます。

例えば、毎月の積立額が5,000円の場合、手数料として2.5%(125円)が必要になりますが、毎月一定額分ずつを買い付けるため、金価格が高い時には少なめに、安い時には多めに買うことになり、価格変動リスクを減らしつつ長期的に資産形成ができます。

 

またこのような投資法をドルコスト平均法といいます。

ドルコスト平均法とは

投資対象の価格が、高いときには少量を買い、安いときに多く買う投資手法で、とても理にかなった投資方法です。

長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法である。

 

積み立て購入した金は自動的に田中貴金属で預かってもらえますが、金の現物を購入した場合と違って保管料は必要なく、また好きなタイミングで金の現物を引き出したり、あるいは現物を引き出さずにそのまま売却したりすることも可能です。

 

金ETF(上場投資信託)

ETF(Exchange Traded Funds)とは上場投資信託といわれるものです。

金ETFは、金価格に連動して価格が上下するように設計されており、金価格が上昇すれば金ETFの取引値も上がるという金融商品です。

ETFは「上場」とついているとおり、上場株式と同様に市場で売買ができます。この点には2つのメリットがあります。

メリット①:金ETFを、株式と同様に手軽に買い付けられ、かつ安価な手数料で購入できる。

メリット②:NISA口座で買い付けができる

 

手軽に安価な手数料で購入できる

例えば、「金上場信託(1540)」というETFを購入する場合、1単元が4、,500円前後(2019年2月時点)であるため、SBI証券を通じて買い付けるなら、10単元までは手数料は54円(スタンダードプランの場合)です。

金ETFは、年率にして0.4%前後の信託報酬が自動的に差し引かれてしまいますが、この点を考慮しても、手数料を低く抑えて純金への投資が可能です。

 

NISA口座で買い付けができる

メリットの2点目は、ETFは株式と同様の扱いを受けるため、NISA口座で買い付けができるという点です。この場合、売却益がでた場合も非課税となります。

ただし、損失がでた場合、他の取引の利益を損益通算ができなくなってしまいます。

 

まとめ「金投資」



投資での資産形成というと、投資信託の購入や、NISAを用いた株式取引などがよく用いられますが、価値の変動が比較的緩やかである金への投資も有力な選択肢といえるでしょう。

そして、金への投資は、かならずしもまとまった額が必要であるわけではなく、毎月小口での金積み立て購入や、ETFを用いた間接的な投資も可能です。

長期的に資産形成をしつつ、地政学リスクの高まりなどで金価格が高騰した局面では売却するという機動的な運用も可能です。

金への投資を、資産形成の選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

 

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