近年のテクノロジーの目まぐるしい進歩や社会環境では、すでに社会に出て活躍しているベテランのビジネスマンといえども、積極的な自己学習は欠かせない時代になってきています。
とはいえ、現実は日中のハードワークをこなした後に、新しいことを勉強して記憶したり、本業以外の作業に集中したりするのはなかなか継続が難しかったりしますよね。
みなさんの中にもこんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
・仕事から帰って机に向かっても疲れていて集中できない
・勉強するつもりがいつの間にかネットサーフィンで時間が過ぎている
・年々記憶力が低下しているように感じている
そこで今回は、社会人の勉強や自己学習におすすめのスタンディングデスクについて、その効果的な使用方法や、その効果なども含めて具体的にご紹介していきたいと思います。
【自分を変えるには】
・環境を変える
・習慣を変える
・付き合う人を変える自分を変えるのに自分の力だけではちょっと無理があります。
本気で変わりたい人は、ぜひこの3つの方法を試してみて欲しい。 https://t.co/xHAwWRHVAn
— KUMAJoe@脱サラ|パラレルワーカー(仮) (@KUMAJoeBlog) 2018年10月1日
もくじ
「運動と脳機能の密接な関係」から考えるスタンディングデスク
なぜ社会人の自己学習にスタンディングデスクがおすすめなのか?
まずは、運動と脳機能の関係性についてみていきましょう。
軽度の運動が脳にもたらす好影響
じつは運動と脳機能には密接な関係があり、例えば脳の記憶について重要な役割をになっている海馬への運動効果(機能向上)は動物研究などでもこれまで多く検証されてきました。
また最近では、筑波大学の教授らの共同研究グループがその研究の成果も発表しています。
これまで短時間の低~中強度の運動が前頭前野の注意・集中、計画・判断などの認知機能に効果的であることを提唱してきましたが、今回は記憶力向上にも有用であることを新たに確認しました
このほかの研究結果からも、短時間の低強度~中強度の運動で次の機能が向上することが明らかとなっています。
運動により向上する脳の機能
「海馬」:記憶力
「前頭前野」:注意力、集中力、計画・判断力
ちなみに、中強度の運動とは心拍数が若齢者で115~140拍/分、高齢者で100~120拍/分程度になる運動で、「ややきつい」と感じる運動だそうです。
つまり低強度~中強度の運動は、それほど苦にならないような、軽く体を動かす程度の運動と思ってください。
運動のモチベーションアップに役立つこちらの記事もご紹介しておきます。
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なぜ運動で脳の機能が向上するのか?
では、なぜ運動することによりこれほどまでに脳の機能は向上するのでしょう。
その主な理由は次の2つだと言われています。
運動により脳内で起こる2つの変化
・脳の血流量が増えることにより、酸素やブドウ糖が脳に多く運ばれて脳が活性化する
・エンドルフィン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの脳内物質が増加して脳の能力が十分に発揮されやすい
お風呂に入っているときに考え事をしていると、突然何か良いアイデアや解決策が浮かんだりすることはありませんか?
これも、お風呂で温まって脳血流が増加することにより起こる現象なのかもしれませんね。
スタンディングデスクで脳機能をアップさせる
ここまで、運動が脳機能にもたらす影響についてみてきましたが、それは同時に自己学習や読書などをする際にただじっと座っていたのでは、脳機能は十分に発揮されていないという理解にもつながると思います。
とはいえ、ビジネスマンが日々の仕事をしっかりこなしながら、毎日脳機能向上のための運動もして、なおかつ自己学習の時間も確保するのは、時間的にも体力的にもなかなか難しいのが現実ではないでしょうか?
そこでぜひおススメしたいのが、これからご紹介するスタンディングデスクと、その活用方法です。
スタンディングデスクで「ながら運動」
スタンディングデスクとは
スタンディングデスクとは、その名の通り座らずに立ったまま使用するためのデスクです。
最近では、理論派の合理主義者としても有名な、メンタリストDaigoさんもスタンディングデスクを使用して学習しているそうです。
スタンディングデスク ✖ 軽い運動
スタンディングデスクを使用するだけでも、眠気が吹き飛んだり、認知機能への好影響は期待できるのですが、さらに飛躍的に脳の機能を向上させるにはやはり同時に軽い運動を行うことです。
スタンディングデスク ✖「ながら運動」で期待できる効果
・記憶力、注意力、集中力、計画・判断力の向上
・眠気が起こりにくい
・適度な運動による健康への好影響
・坐骨神経痛対策になる
・運動効果による多幸感でポジティブに作業できる
そういう僕も、最近自宅ではスタンディングスタイルで自己学習や仕事を行っているのですが、特に記憶の定着度と集中力の向上は自分でも驚くくらい変化がありました。
おすすめの運動方法は?
では、実際にスタンディングデスクを使用して勉強や作業をする際に、どんな運動を行えば効果的なのでしょうか。
ポイントとしては勉強や作業の妨げにならずに、無理なく長時間行える軽度の運動となります。
具体的には次のような運動方法がおすすめです。
浅いスクワッド運動
通常のスクワッドよりも少し浅めに行うスクワッド運動です。
通常よりも浅めに行うことにより、長時間行うことができますし、スタンディングデスクを使用しての作業や勉強の妨げにもなりづらいです。
かかと上げ運動
つま先立ちして、かかとを上げたり下げたりする運動です。
こちらはスクワッドよりも少し軽度な運動になります。スタンディングデスクでの学習は、少しでも体を動かしながら行うことが大切なので、これくらい軽度な運動でも長時間続けられることが大切です。
先ほどのスクワッドの場合も同様ですが、負荷を与える部位を変えながら、ほかの運動と併用して行うのがおすすめです。
ステッパーを使った歩行運動
これは、1番おすすめの方法なのですがステッパーという器具を使って行う歩行運動です。
つまり、歩きながら勉強するようなイメージです。
ステッパーを使って歩行運動するメリット
・一定の位置にいながら歩行運動ができる
・歩行に比べて足の裏に負担がかかりにくい
・脳機能を向上させる運動強度として丁度良い
ステッパーは比較的ショップジャパンが販売しているこちらの商品がおすすめです。
ステッパーの下に敷くサポートマットとセットでも購入できます。
おすすめのスタンディングデスク
最後に、「ながら運動」に最適なスタンディングデスクをご紹介しておきます。
スタンディングデスクを選ぶ際のポイント
・高さが無段階で調整できる
・ある程度寄りかかれるくらいの強度がある
・足元が広くとってある(運動がしやすい)
Bauhutte/バウヒュッテ BHD-700 スタンディングデスク ブラック
今回ご紹介するスタンディングデスクはどちらも高さが調整可能なものになっています。
せっかくスタンディングデスクを購入しても、高さが合っていないと姿勢が悪くなったり、運動しながらの作業に支障をきたしたりします。
スタンディングデスクを購入するにあたっては、そのあたりもチェックしてみましょう。
天板の大きさ 幅70cm×45cm
高さ 75.5cm~117.5cm
これは学習机に近いサイズ感のスタンディングデスクでややコンパクトに使えます。
(ブラック / ウッドカラー)
天板の大きさ 60cm×40cm
高さ 70~108cm(キャスター取付時+5cm)
まとめ「社会人はスタンディングデスクで勉強しながら運動しよう」
社会人に最適な自己学習や作業の環境として、スタンディングデスクを使用した、ながら運動は本当におすすめです。
記憶力、集中力などの脳機能の活性化ができて、なおかつ健康にも良い方法です。
また、僕のように坐骨神経痛に悩んでいる方にも最適な解決策だと思います。
本を読んだりするだけれあれば、スタンディングデスクがなくても手軽に試せる方法なので、まずは読書の時間をスタンディングで行ってみては如何でしょうか。
坐骨神経痛の悩みについては、こちらの記事でもふれています。
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