ちょっと記事のタイトルは、パラレルブロガーのイケハヤさん風の煽りタイトルにアレンジいたしました。
まだやってないの?は少し大げさかもしれませんが、とは言いいつもこの「パラレルワーク」ここ最近かなり世間に浸透してきていますよね。
そこで記事はこんな人におすすめします。
ポイント
「パラレルワーク」って興味あるけど何なの?
副業や兼業をはじめて「パラレルワーカー」になりたいけど、やり方がわからない。
「パラレルワーク」って日本の会社員制度じゃ難しいんじゃない?
そんな僕も10年の脱サラ研究の末に「パラレルワーク」をすでに実践しているひとりです。
そもそもパラレルワークとはかなり多様な働き方なので、そのスタイルは人それぞれだし、始めるのもそれほど難しくないのですが、そのなかでも僕がおすすめする誰でも始めやすい「パラレルワークのやり方」などもこの記事で紹介していきたいと思います。
はてな
「パラレルワーク」とは何?
という読者のために端的に説明すると
「パラレルワーク」とは、日本語で言うところの複業(フクギョウ)のことです。
セカンドビジネス的な意味の副業(フクギョウ)とは少し違う意味合いで使われていて、多様な働き方で複数の収入源を確保する働き方というのがしっくりくると思います。
この記事を読んでわかること
- なぜ今「パラレルワーク」が注目されているのか?
- 「パラレルワーク」を実践しているメリットと考えられるリスク
- 今すぐ始められる手軽な「パラレルワーク」の具体的なやり方
この記事を読めば、「パラレルワーク」がもっとあなたに身近な働き方になります。
もくじ
なぜ今「パラレルワーク」が注目されているのか?
働き方改革で国が副業・兼業を推進
先ほども少し触れましたが、「パラレルワーク」とは日本語で言えば複業です。これまでの日本の価値観では考えられないようなワークスタイルですよね。
しかし、今これに近い働き方を日本では政府が積極的に推進しているんです。
そう2016年頃から政府が提唱している「働き方改革」の一部がこれにあたります。
たとえば政府のガイドラインにはこんな記述があります。
【 兼業・兼業の促進の方向性 】
業種や職種によって仕事の内容、収入等も様々な実情があるが、自身の能力を一企業にとらわれずに幅広く発揮したいなどの希望を持つ労働者が、長時間労働を招かないよう留意しつつ、雇用されない働き方も含め、希望に応じて幅広く副業・兼業を行える環境を整備することが重要。
副業・兼業の促進に関するガイドライン(平成30年1月策定)
ここまで政府が多様な働き方を推奨するのには大きな理由があって、それは日本の労働力人口の減少です。
これはいま日本が抱えている一番大きな問題といっても過言ではないです。
これから日本がいろいろな意味での多様な働き方を受け入れていかなければならない理由にもなりますので、興味のある方は「働き方改革」や「労働力人口減少」で深堀りしてみてください。
技術の発達によるリモートワークという選択肢
簡単にいえば、インターネットと関連技術の発達により、たとえば毎日会社に出社しなくてもOKみたいな働き方が可能になってきたということです。
もちろん職種や業務内容によっては、まだまだ直接的な働き方が必要になることもありますが、リモートワークという選択肢があることよって、どんな職業の人にとっても「パラレルワーク」のハードルはかなり下がったのではないでしょうか。
パラレルワークOKな【有名先進企業10選】
ここではすでに副業や兼業など、パラレルワークしやすい環境を整えている先進的な有名企業を10社ご紹介します。
株式会社エンファクトリー
設立|平成23年4月1日
「生きるを、デザイン。」
この企業は人材サービスやマッチングなど、いくつもの先進的なサービス手がける企業ですが、ここは面白いことに「副業禁止」ならぬ「専業禁止」を掲げています。
株式会社クラウドワークス
設立|平成23年11月11日
「”働く”を通して人々に笑顔を」
日本最大級のクラウドソージング「クラウドワークス」を運営しています。
ここは多様な働き方を体現するための人事制度「ハタカク!」で副業の自由化を実施しています。また、社員が自ら「クラウドワークス」を利用して仕事を受注するケースもあるようです。羨ましい環境ですね。
さらに詳しく
この「クラウドワークス」はパラレルワーカーにはお勧めのサービスです。知らない人はぜひチェックしてみてください。
株式会社ディー・エヌ・エー
設立|平成11年3月4日
「Delight and impact the World」
いわずと知れたこの企業は、スマホのゲームアプリなどでお世話になったことがある方も多いのではないでしょうか。
もちろん野球の「横浜DeNAベイスターズ」としても有名ですね。
ChatWork株式会社
設立|平成16年11月11日
「世界の働き方を変える。」
同社が提供するビジネスチャットツール「チャットワーク」は僕も何気に使用するビジネス便利ツールで、すでに189,000社以上の企業が使用しているそうです。
まず自分たちから変えました、ということで本業に支障をきたさない前提で副業OKとしています。
ロート製薬株式会社
設立|昭和24年9月15日
「NEVER SAY NEVER」
日本を代表する大手有名製薬会社。こんな老舗の大企業でも、感度の高い企業はすでに新しい働き方を導入しています。
「社外チャレンジワーク」では本業を大切にしながらも、就業時間外の自由な業務を認めています。
株式会社新生銀行
設立|昭和27年12月
「ダイバーシティー推進施策の強化」
銀行系にも新しい働き方の波は押し寄せているようです。
「ダイバーシティ推進室」を設置して、多様な働き方を推進するために「副業・兼業の解禁」や「個人事業主型」「他社雇用型」といった働き方が認められています。
コニカミノルタ株式会社
設立|昭和11年12月22日
「Giving Shape to Ideas」
こちらも日本を代表する老舗の大手有名企業ですが、その取り組みと技術開発は先進的で、未来をカタチにする取り組みも多く行っています。
「イノベーション創出のための兼業・副業の解禁」を行っています。
株式会社サイバーエージェント
設立|平成10年3月18日
「21世紀を代表する会社を創る」
社長の藤田晋さんは新世代のカリスマ社長として有名ですね。また最近では、無料のインターネットテレビ局「Abema TV」も人気を博しています。
そんな先進的企業のサイバーエージェントも「事前申請で副業OK」としています。
ヤフー株式会社
設立|平成8年1月31日
「情報技術で人々や社会の課題を解決する」
YAHOO!JAPANを運営するヤフー株式会社では「才能と情熱を解き放つ」ことを目指して多様な働き方を促進するために、事前申請で副業が可能となっています。
株式会社メルカリ
設立|平成25年2月1日
「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」
みなさんおなじみのメルカリでも、より快適にクリエイティブな仕事ができるような制度を取り入れています。
その1つとして「副業推奨」をしています。
このように、近年では様々な会社が積極的に副業や兼業OKへと舵を切っているので、
パラレルワークへの環境はどんどん整ってきていますね。
「パラレルワーク」を経験して感じたメリット【TOP3】
ここではKUMAJoeが副業や投資を交えたパラレルワークを通して感じたメリットを紹介していきます。
KUMAJoeについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
収入源が増える
複数の仕事をするわけですから当然収入源も複数になります。
給料など固定収入がある人の場合は?
今の僕がまさにこのスタイルですが、パラレルワークといっても、会社員としての固定収入があり、そのほか空き時間を使ってほかの収入源を確保しています。
単純にサラリーマン収入+その他の収入になるので、収入だけを考えれば一番安定していて総収入も普通のサラリーマンより増やせる可能性が高く、お勧めのスタイルかもしれません。
僕は脱サラや独立の準備としてもこの働き方を一番おススメします。
固定収入がないスタイルのパラレルワークでは?
こちらは、脱サラ後に僕が目指すスタイルですが、注意点として固定収入がないので収入源の数が増えればそれだけ総収入が増えるというわけではありません。
しかし、このスタイルでは自分のマネージメント次第で時間や収入の調整ができるといった大きなメリットがあります。
このスタイルである程度高い収入を上げていくには、やはり何らかの形で業務にレバレッジをかけることがポイントになると思います。
たとえばそれは業務の外注であったり、リモートワークによる効率化ですね。
視野が広がり、可能性も開ける
会社員として働きながら、全くジャンルの違う様々なジャンルを勉強、経験してきた僕としては
ココがおすすめ
「今まで見えなかったし、知ることもなかったであろう世界の存在を知ることができたこと。」
これが一番のメリットだと感じています。
これによって、もっと多くのことを知りたいという思いも芽生えて、どんどん自分の可能性や能力すらも広がっていきました。
結果、会社員としてのキャリアアップにもつながり、総収入もアップしていきました。
多様なスキルが身につく
これも先ほどの視野が広がる事と繋がりがあるのですが、視野が広がったことにより自分の足りない部分や、いかに小さな世界で満足していたかということがどんどん見えてきます。そうなれば、自然に好奇心や知識欲が芽生えて、その欲に素直に従って学んでいけば、勝手に多様なスキルが身についていきます。
ある日突然周囲から「なんでそんなことまで知ってるの?」「なんでそんなこと出来るの?」と驚かれることが増えてきて、はじめて自分のスキルアップに気づくなんてこともあると思いますよ。
「パラレルワーク」のリスクは?
では、ここで「パラレルワーク」のリスクについても考えていきましょう。
会社が副業禁止の場合トラブルが起こる?
これは、たぶん一番考えられるリスクですよね。
しかしはじめに【なぜ今「パラレルワーク」が注目されているのか?】でも言いましたがこれからの日本社会は、この多様な働き方を受け入れざるをえない状況ですし、無理に社員を自分の会社に縛り付けようとするような企業は、人材がどんどん流出していきます。
不要なトラブルを避けるためには就業規則を確認してみる必要がありますが、会社の業務に支障を与えない範囲で、就業時間外にできる手軽な副業から始めてみるのはありではないでしょうか。
仕事を抱えすぎてキャパオーバーになる
「パラレルワーク」を始めるということは、言い換えれば「自分会社」の社長になるようなものです。しっかりと自分の時間や能力をマネージメントしないと、仕事を抱えすぎて首が回らないなんて事態になる可能性もあります。
このあたりは慣れもありますが、マネージメントやタスク管理、折衝力などについても同時に学んでいって、ライフワークバランスを意識した幸せなパラレルワークを目指しましょう。
「パラレルワーク」のやり方は?
ここまでみっちりとパラレルワークについて書いてきましたが、ここからは実際にパラレルワークを始めてみたい人のために、KUMAJoeがおススメする手軽なパラレルワークの始め方を紹介します。
【パラレルワークのやり方】おすすめの手軽なはじめ方
ポイント
まずは、今ある収入源をキープしながらのパラレルワークをおススメします。
すでに多くの実践で使えるスキルを持っているという人は別ですが、そんな人はなかなかいません。
まずは、今の収入源を維持しつつ個人でもできる小さな仕事から始めてみるのがおススメです。最近は個人レベルで得意なスキルを活かした仕事が受けられる、「クラウドソーシングサービス」が本当に充実してきています。
大手のサービスをいくつか紹介しておきますので、まずは登録して自分の今のスキルでこなせそうな案件を受注してみてください。
本格的なものから趣味程度のものまで、ほんとに多種多様な案件があるので、誰でもこれなら出来そうという案件がいくつかは見つかると思います。
- 「クラウドワークス」
- 「ランサーズ」
- 「Craudia(クラウディア)」
- 「ココナラ」
はじめは、個人で仕事を受注するのに勇気がいるかもしれませんが、少し案件をこなせば大体今の自分のスキルがどの程度通用するのかが見えてきます。
そこから足りない知識やスキルがあればそれを補いながら少しづつキャリアップしてみましょう。
全く違う切り口ですが、そのほかにも例えば低リスクな投資を始めてみるなんてのもありだとは思います。
そのあたりについては投資歴10年のKUMAJoeが別記事でじっくり書いていく予定なので楽しみにしていて下さい。
まとめ
まとめ
- 1.「パラレルワーク」とは多様な働き方で複数の収入源を得る働き方
- 2.「パラレルワーク」は、労働人口が減少するこれからの日本で必要な働き方
- 3.近年は、多くの企業が副業や兼業など多様な働き方を認め始めている
- 4.クラウドソージングやリモートワークを活用すれば「パラレルワーク」は誰にでも始めやすい働き方